2026年5月

5月17日

 東高円寺U.F.O.CLUBで、みみのこと、kito-mizukumi rouber、宇宙エンジン、The run-down sun’s children(Marble Sheep1988)のライブ。入場後しばらくはノンアルコールビールで我慢していたが、トリ前で屈してキンミヤ水割りを頼んでしまった。

5月16日

 六角橋ヤミ市へ初めて訪問。開演前に相原書店に立ち寄り、今野真二「日日是日本語」購入。イベントのお目当ては、すずめのティアーズと、ギリヤーク尼ケ崎。思い切って、足を運べてよかった。大久保「とし」に立ち寄り、ビール、ホッピー、日本酒。終電で帰宅。

5月15日

 先週行けなかった西早稲田「升や」に立ち寄り。平日に珍しくOさん夫妻と遭遇する。

5月12日

 仕事帰り、上野水上音楽堂へマヘル・シャラル・ハシュ・バズの演奏を聴きに行く。入場者は650人超のとのこと。お客さんはいつも老若男女、幅広い。これだけ多くの人たちが、つかみどころのない謎音楽を愛好していると思うと、まだまだこの世はいかしてると思う。終演後、神田「とし」に立ち寄り。若い先輩の常連さんから沖縄土産のおススメやうんちくをあれこれ教えていただく。

5月11日

 職場近くの歯科で3か月おきの検診。担当の歯科衛生士さんに「めちゃめちゃキレイですよ!」とほめられ、次回は4か月後に。気分よく十条に帰って「つか乃」さんに立ち寄り、常連のKさんに自慢したら、「私は6か月(おきの検診)だけど」と鼻で笑われる。

5月10日

 夕方「しゃれる」で散髪。ここ十数年、髪型はスポーツ刈りで通してきたが、思うところあって頭頂部の髪の毛を少し残してもらうようお願いする。具体的なリクエストはせずにマスターのおまかせにしたら、ソフトモヒカン風に。「いまどきの最新の髪型ですよ」とマスターが言われるので、そう信じることにする。飲みに行くにはまだ陽が明るすぎるなあ、と思いながら十条駅の踏切を渡っていたら、西早稲田「升や」のママさんから臨時休業の連絡。踏切を引き返し、「まいばすけっと」で酒を買い、宅飲みに切り替える。

5月9日

 夜、高円寺の「バー鳥渡」へ。詩人のさとう三千魚さんの朗読会「詩とsaxと、余白」に参加。大きな音を出せない会場の関係で、録音したサックス演奏をバックに詩の朗読があるとの事前情報だったが、望月さんが再生係で上京されていた。さとうさんとは初対面ながら、西荻窪「酒房高井」さんや静岡「水曜文庫」さん、望月さんなどのつながりで話ができてよかった。酔った勢いで西荻窪に足を延ばして「高井」を覗いたら満席だったので、「たみ」でハイボールを二杯飲んでから「高井」に再訪。さとうさんから預かったその日のサイン入り香盤表をお渡しして、ほっとして記憶をなくす。

5月6日

 ひさびさ母親のいる横浜に帰る。お昼に瓦そばを作ってくれる。食後のコーヒーの後、デザートにわらびもちの大盛りを出してきたので、さすがに食べきれないというと、期限が今日までというので、食べることにする。母親は太っているのを気にしてか、瓦そばの3分の2を残していた。積もる話をあれこれ。とっくの昔に死んだ父親の話、ひねくれ者のかかりつけ医の話、LINEを既読スルーする妹の話。恨み節は千代に八千代に飽きもせず。夕方、十条に戻り、「風来坊」の常連さんの飲み会に混ぜていただく。十条名物の揚げ物をアテにエーデルピルス。さすがに食べ過ぎた。

5月3日

 夜、西荻窪「酒房高井」で飲む。ママさんから「西荻窪に住んだら?」とお誘いいただく。憧れはあるけれど、まず家賃の敷居が高い。

5月2日

 夜、西早稲田「升や」へ。寒がりマスターの前の席で、暖房を背に受けながら飲む。

5月1日

 今日からクールビズだったけれど忘れてネクタイを締めていった。昼はホイコーローの残り。夜はスナップエンドウと卵の炒め物をつまみに発泡酒。「久田将義と吉田豪の居酒屋タックルズ」の無料部分を聴きながら、豚コマとナスの辛子炒め、ハムときゅうりのサラダを作る。明日からの連休はどこも出かけないので、自炊をどうしようかあれこれ思いめぐらす。

2026年4月

4月28日

 仕事終わりに神田「かづ」へ。先輩方に励まされつつ放談。終電をなくして「快活CLUB」泊。

4月26日

 国立地球屋で砂場/利光暁子+なるけしんご+熊田央/MANDOGのライブを観る。阿佐ヶ谷mogumoguでのlos doroncos他と重なってしまったが、「狭き門より入れ」「日本酒のある店を選べ」の原則に従う。私事で胸のもやもやが晴れない日々が続いているが、やっぱり来てよかったと思った。終電までの40分くらいで「国立酒場FUKUSUKE」に立ち寄る。三点盛り。

4月20日

 夜、阿佐ヶ谷mogumoguでミックさんの生誕祭。オープニングアクトはうすらび。次の「後光束夜」はミックさんと久下恵生さんのデュオ。ミックさんのベース演奏はいつ以来なのだろう。格好も昔のままだった。次がミック&ニューリビングデッド。トリがMMP。ミックさんの過激な衣装に目を回す。田畑さんのアンビエント作品(カセット)を購入。

4月19日

 7時すぎに店を出て、1時間半ほどかけて帰宅。ちょっとした旅行だ。日中はグダグダ過ごす。昼は魚焼きグリルで冷凍ピザを焼いて食べる。夜は西早稲田「升や」へ。ひらめ、ひらまさ、鯛の三点盛り。焼き茄子の山かけ。

4月18日

 夜は「酒房高井」「たみ」で飲む。ちゃんと帰ったはずなのに、気づくと稲毛。観念して終点の千葉まで乗る。駅に近い「快活CLUB」は満室。少し離れた「マンボー」は、オープン席が1つだけ空いていて、そこに滑り込む。千葉市での宿泊は生まれて初めてかもしれない。

4月17日

 昼はいわし醤油煮の缶詰、かぼちゃ煮の残り。夜は「とし」で飲む。

4月16日

 桜はすっかり散り、ツツジが満開になった。昼は昨日と同じ。夜は味の素の冷凍餃子と枝豆。高知県須崎市から、野菜の詰め合わせが届く。ふるさと納税で注文。ラジコで「ラジオ・ビバリーヒルズ」月曜日を聴く。松本明子さんの代役にナイツの土屋さん。日芸に合格したとのこと。ゲストは吉田豪さん。お昼の番組なのに不穏なワードが次々飛び交っていて笑う。

4月15日

 昼は鶏もも味噌焼き、かぼちゃ煮、らっきょう。図書館で「文藝春秋」めくる。夜は入谷なってるハウスで中尾勘二さんのソロライブを観る。恒例の公開多重録音を2曲。高岡大佑さんが来場されていた。物販のCD-R2枚を購入する。

4月14日

 昼は豚肉とナスときゅうりの炒め物の残りと、かぼちゃ煮。かぼちゃ煮は所々味がしみておらず、硬い。やはりレンジでなく鍋で作るべきなんだろう。図書館で「選択」読む。夜は東十条「いさみ」へ。レバー揚げ、新タマネギのオニオンスライス。どちらも山盛りで出てくる。

4月13日

 昼は豚肉とナスときゅうりの炒め物、ミニトマトの酢漬け。図書館で先週の「週刊文春」と、「選択」の話題記事を読む。夜は「つか乃」へ。常連のKさんにお誘いいただき、メニューにない高級魚を刺身、天ぷら、鍋で賞味する。

4月12日

 午前中はずっとダラダラ過ごす。午後から洗濯、弁当のおかず作り、本棚の整理。売れそうな本をリュックに詰めて池袋「古書 往来座」に向かう。新刊本が多めだったためか、意外に良い値段をつけてもらえた。そのまま徒歩で西早稲田「升や」へ。入店後、次々とお客さんが入り、マスターとお話する時間があまりなかった。

4月11日

 結城市の「かまねこ堂」で「みみのこと」と「とうめいロボ」のライブがあるので観に出かける。

4月10日

 昼食後、図書館で「週刊読書人」読む。入荷が早く、今週発売号がもう出ていた。「図書新聞」が並んでいたスペースには「金融経済新聞」が入った。

4月9日

 昼はタンドリーチキン、切り干し大根煮。夜は残業で遅くなったので、新大久保「とも」に立ち寄り。唐揚げをつまみにホッピーを飲んで帰る。

4月8日

 昼は昨日と同じ。夜はTOHOシネマズ日本橋で谷口悟朗「パリに咲くエトワール」を観る。全体的にリアリズムを欠く展開だったが、まずまず最後まで楽しめた。終映後は神田「とし」に立ち寄る。「今日も人通りが少ないですね……」とマスター。ラジオ中継でヤクルトの勝利を聞き届ける。

4月7日

 昼は水煮缶のサンマときゅうりの醤油マヨ和え、切り干し大根煮。低気圧のせいにはしたくないが調子上がらず。夜は「源」へ。エビ焼きのお通し、ピーマンとしいたけの肉詰め、アジフライをいただく。肉詰めのタネはいろいろなレシピに使えそうなので、作り方と保存法を覚えたい。

4月6日

 旅疲れの残る週明け。昼は金曜日と同じ、しめじ・ナス・ウインナー炒め、キャベツ入りポテトサラダの残り。図書館で「散歩の達人」読む。30周年特集で「酒房高井」も取り上げられていたが、今はお店に出ていないマスターの写真が出ていた。夜は冷凍お好み焼きなど、冷蔵庫の中の整理。「ヤングタウン土曜日」を聞きながら、弁当のおかずを作る。

4月5日

 8時頃に宿を出る。昨日は午後からずっと雨だったが、この日は晴れの予報。朝ラーメン営業中の「坂内食堂」は行列こそなかったが、人の賑わいを感じる。電車を乗り継ぎ、湯野上温泉で途中下車。有名な観光地「大内宿」に立ち寄る。送迎バスは補助席まで満席。大半が外国の方。添乗の女性が「午後の便は予約が多いので、フリーの方は午前の便がおすすめです」とアナウンス。こちらは特に用事もないので、街をぶらつき、「大内宿町並み展示館」を見学するにとどめ、小1時間で引き返す。上り列車の待ち時間で周辺を散策。農協の直売所で乾燥シイタケを購入。会津田島駅の乗り継ぎ時間で駅直結の「はいっと食堂」に入店。鶏南蛮定食をいただく。特急「リバティ会津」に立席で乗車。鬼怒川温泉までは特急券なしで乗れる。新藤原から普通電車を乗り継いで帰京。高田馬場の芳林堂書店で「ファイブスター物語 Since 2013」と、なまねこ「オセロとアルキメデスの冒険」を購入。西早稲田「升や」で、マスター夫妻と常連のOさん夫妻にお土産の大内宿せんべいを進呈する。

4月4日
 福島県の未乗車区間を乗りつぶしに出かける。東武大宮駅でゆったり東武会津フリーパスを購入。春日部駅のホームで東武らーめんを食べる。朝寝過ごしたので、栃木から下今市まではスペーシアXを使って時間短縮。ちょうど昼頃に鬼怒川温泉駅着。「とんかつなごみ」でロースかつ定食をいただく。車中、たまたま高岡大佑さんのSNSで「元気のないときは豚肉を食べたくなる」というつぶやきを見かけたので、それにあやかる。確かに、豚肉でしか得られないパワーはあるような気がする。雨天だというのに会津地方はしっかり花粉が飛んでいるようで、鼻水に悩まされる。乗りつぶしを始めた2020年12月以降、未乗車だった会津田島〜西若松間を乗り通して福島県の駅をコンプリート。17時すぎに喜多方駅着。「あづま旅館」にチェックイン。ひと風呂浴びたあと近所に飲みに行くが、まだ明るいのに早くも「満席」の表示を出しているお店がちらほら。2年前に訪問した「魚喜多」もカウンターは埋まっていて扉をそっ閉じ。めげずに「孔雀屋」に入店。揚げ出し豆腐、刺身盛り合わせ、あじの一夜干しをいただく。日本酒は大和屋善内、弥右衛門。会津塗の徳利が軽く手になじんで、杯が進む。もう少し飲みたいと「多摩川」にハシゴ。最初に口にしたレバーがとても新鮮で、焼き具合も絶妙。一瞬でファンになる。

4月3日
 昼はしめじ・ナス・ウインナー炒め、キャベツ入りポテトサラダ。夜は「田や」で刺身盛り合わせ、どじょうの唐揚げ。一人客は僕だけ。いつものようにメニューを眺めながら、ぼんやり飲む。

4月2日

 昼は昨日作ったシチュー。図書館で先週の「週刊文春」読む。春風亭一之輔の日記に「木挽町のあだ討ち」を観て、原作も買ったとの賛辞。「シネマヒット調査隊」でも取り上げられていたが、こちらは作中に見られるギャグシーンに辛口の評価。ああいう古典的「ベタギャグ」を入れるには相応の腕が必要だと思うけれど。評者の映画スキオ氏って誰なんだ。夜はシチューの残り。「アッパレやってまーす!水曜日」と、先週の「タブレット純・音楽の黄金時代」を聴く。「やる水」は筧美和子さんが来週から産休。しばらく声が聞けなくなるのはさびしい。個人のポッドキャストは続くそうなので、聴いてみようかと思う。ヤクルトは9回2アウトからサヨナラ勝ちで開幕5連勝。

4月1日

 雨模様。昼はウインナーと野菜のケチャップ炒め、もやしとツナのナムル。図書館で「週刊読書人」読む。書評の中では松本清張「清張が聴く!」、酒井信「松本清張の昭和」が気になった。夜は伊集院光・深夜の馬鹿力を聴きながら、シチューとポテトサラダを作る。シチューに使ったルーは「升や」さんから「マスターが食べないから」といただいた、「クレアおばさんのクリームシチュー」。生まれて初めて作ったかもしれない。具はウインナー、人参、たまねぎ、小松菜。伊集院さんはストレスがたまっているらしく、語りが普段よりも辛めだった。「新世界国際劇場」が3月末で閉館したと知る。浅草から映画館がなくなったのが2012年10月。新世界にはまだ「新世界東映」「日劇シネマ」「日劇ローズ」が残る。今年は立ち寄りたい。

2026年3月

3月31日

 強い風が吹いて、サクラが早くも散り始めている。昼は五反田の「小諸そば」で春盛り天丼セット。図書館で「図書新聞」終刊号を読む。先週号で終刊と勘違いしていた。夜は見ず知らずのユーチューバーが配信しているヤクルトスワローズの神宮開幕戦中継(の中継)を聴きながら、サボっていた家事を片付ける。スワローズは開幕4連勝。この日からつば九郎が復帰。

3月30日

 昼は五反田「亜細亜」で日替り定食とシュウマイ2個。夜は「つか乃」で飲み。珍しいアラの刺身をいただく。ひさびさ「風来坊」にも立ち寄る。

3月29日

 なんにもしない日曜日。夜は西荻窪「酒房高井」「たみ」で飲む。

3月28日

 午後まで二日酔い。麻婆豆腐もどきを作るが、味が締まらず水っぽくなる。夜は西早稲田「升や」で飲む。

3月27日

 日中の記憶なし。夜は神田へ。「天亀そば」で天ぷらそばを食べたあと、「とし」「佐々文」で飲む。

3月26日

 昼食のあと、図書館で「週刊文春」読む。町山智浩さんの連載が最終回。十条に戻り、オーケーストアで食料を買い出し。夜は冷凍庫の中身を整理。ドライカレーとコロッケ。週末の妄想旅行プランを考えているうちに0時をまたぐ。行きたいところはたくさんあるが、財布の中身と気力が足りない。

3月25日

 昼は豚肉と枝豆のニンニク炒め、にんじんサラダの残り。図書館で「週刊読書人」読む。横尾忠則さんの日記に飼い猫おでんを看取る様子が書かれている。小学館の広告に飯嶋和一の新刊「虚空蔵の峯」の告知。昨年刊行された「南海王国記」は買ったけれどまだ読めていない。帰りの電車で増田啓子「なまけもの雑記」読了。大阪阿倍野「古書ますく堂」店主のパワフルな漁書記。所々に挿まれる、店主の自分ツッコミや味わい深いボヤキがクセになる。謎の渾名を持つ個性的な古書マニアや、不思議な屋号の古書店が多数登場。ぜひ詳しい解説付きの増補版を書籍化してほしい。夜は「いさみ」へ。カレイ西京焼き。帰る頃には本格的な雨に。

3月24日

 朝、職場近くの小学校に「卒業式」の立て看板。校門前の桜がタイミングよく咲いた。昼のおかずは昨日と同じ。図書館で「図書新聞」終刊号を読む。売り上げにまったく貢献しなかった不良読者なので、黙って頭を垂れる。夜はトップバリュの冷凍餃子。一部ネットで話題になったお得用でなく、通常の12個入り。製造はテーブルマークの子会社のよう(福岡の一品香食品)。焼き上がり、皮がフライパンにこびりついて離れないが、これはウチのフライパンのせいかも。箸で掻いて食す。味はおいしかった。伊集院光・深夜の馬鹿力を聴きながら、明日の弁当のおかずを作る。

3月23日

 昼は玉ねぎの卵とじ、ニンジンのゴママヨ和え。図書館で「週刊新潮」を読む。横尾忠則さんの連載で、愛猫おでんの死を知る。「週刊読書人」の日記でも体調が悪そうだったので心配していた。それにしても、3月12日の出来事が、3月19日発売の週刊誌のコラムに載るスピード感に驚かされる。夜は「あゆみ」へ。「六根」特別純米、「豊盃」849純米吟醸直汲み生酒、「陸奥八仙」LIMITED EDITION849。貴重な限定酒をありがたくいただく。「かしわ」にも立ち寄り。ママさんは変わらずお元気だった。

3月22日

 午前中、ヤンチャンWebで古部亮「スカベンジャーズアナザースカイ」無料公開分を一気に読む。某プログレの曲がセリフに登場するシーンで心をグッと掴まれる。昼はツナとタマネギのパスタ。14時半から八丁堀「七針」で みみのこと、武鑓隼太のライブ。合同セッションでは金子寿徳さんの「死期」を演奏。本編以上に凛々しさを増した武鑓さんに、スズキジュンゾさんの唄う姿を重ねる。西村さんから野戦の月楽団「野戦の月'94-'99」のCDを購入(オフノートで品切れで、ずつと買いたかった)。武鑓さんの新譜も購入。高田馬場のディスクユニオンと芳林堂書店で時間を潰したあと、西早稲田「升や」で飲み。SGさんとひさびさに遭遇。SGさんは僕と苗字が一緒で、名前の読みも一文字しか違わない、兄弟のような赤の他人。近々出かけるという、熊本の観光名所や名物の話などをする。

3月21日

 午前中は二日酔いに苦しむ。昼過ぎに外出。小田急経由で東海道を西進。片浜駅で途中下車し、「書肆ハニカム堂」に立ち寄り。しばらくご無沙汰しているうちに棚が立派になっている。押井守・笠井潔「創造元年1968」、佐藤正午「熟柿」、山本千尋「佐世保の自由研究」を購入。18時半から静岡「水曜文庫」で低音環境のライブ。オープニングアクトに望月治孝さんのサックスソロ。桟敷席で満喫する。低音環境のCD-Rと青木智幸&望月治孝「3」を購入。小田原まで新幹線こだま号に乗り、小田急に乗り換えて帰宅。道中で坂上友紀「文士が、好きだーっ!! 或る書店主の文学偏愛ノオト」、金子修介「無能助監督日記」を読了。どちらも抜群に面白く、文章のリズムも軽やかで、くいくい読めた。

3月20日

 午後、「しゃれる」で散髪。マスターから「日焼けした?メガネのツルの所が白くなってるけど」と言われる。神宮での野球観戦時に焼けたらしい。みっともない。夜、西荻窪「酒房高井」で飲む。調子に乗って大久保「とも」にハシゴし、泥酔。池袋で終電を乗り過ごし、タクシーで帰宅。

3月19日

 昼はいわし味噌煮缶、キムチ、納豆。図書館で「週刊読書人」読む。辞書の広告が2ページもある。夜は秋葉原クラブグッドマンで宇宙エンジンとサイケ奉行のライブを観る。宇宙エンジンはちょっとハラハラ、サイケ奉行はガツンとやられる。サイケ奉行の7インチ「夕食部屋出し/ドントレットミーダウンサノバビッチ!」とTシャツを購入。

3月18日

 8時から池袋で健康診断。心配していた内臓系は幸い異常なし。朝一番なのでスイスイ進み、70分ほどで終了。昼は東京海洋大学生協食堂に行くが店休。それならと「青田」に足を延ばし、鯛かぶと煮定食。無心になって骨をしゃぶる。「おいしかった、ああおいしかった」とふわふわ余韻にひたりながら職場に戻る。夜は「つか乃」へ。煮物、おから、おしんこ、お刺身アラカルト。

3月17日

 昼はレトルトご飯とサバ缶、ショウガの酢漬け。図書館で「図書新聞」読む。巻頭は佐喜真彩「生き延びた者たちの哀しみを抱いて」の書評。やはり面白そう。夜はレタス、ミニトマト、卵の炒め物。明朝は健康診断のため、21時から絶食。駆け込みでピーナッツをむさぼり食う。ポッドキャストで「太田光と15人のしゃべり手」クリス・ペプラー編を聴く。

3月16日

 夜は高円寺へ。「タブチ」で日替りサービスメニュー(メンチカツカレーとサラダ・味噌汁のセット)700円。中野の支店には行ったことがあるが、ここは初めてかも。相席になったおじさんは、スタミナカレーとカツカレーの2枚を注文されていた。古書サンカクヤマで「考える人」編集部編「伊丹十三の本」購入。19時半から東高円寺U.F.O.CLUBでAcid Mothers Guru Guruのワンマンライブを観る。マニさんの「イチニサンシ!」の掛け声で演奏開始。「(AMGGを)結成して20年。ヨーロッパ、アメリカ、日本をツアーして、そしてまだ私は生きている」とマニさん。来週26日は高円寺Jirokichiで坂田明さん他とのセッションがあるとのこと。

3月15日

 13時から神宮球場でヤクルト対オリックスのオープン戦を観る。スタンドに入ったのはコロナ以来はじめてかもしれない。日焼けしそうなくらい強い日射し。高価な生ビールとレモンサワーをちびちび飲みながら、試合終了後の出陣式まで残る。最後の最後、復帰間近のつば九郎がちらっとカメラに顔を出した。夜は東大宮まで足を延ばす。駅のホームで太陽肛門スパパーンの花咲さんを見かける。今年初の「もつやきどらごん」でもつ焼き、ミックスフライ、大根サラダ。ここの店員さんは気配りが凄く、僕が黙っていてもホッピーの中を継ぎ足してくれる。

3月14日

 陽の明るいうちは二日酔いの養生。夜は「升や」へ。カレイ昆布〆め、あじ、紋甲イカのお刺身、肉団子の煮物。マスターは花粉症の兆候があるらしいが頑なに認めない。マスターが暇な時に読んでいるという西田幾多郎「西田幾多郎哲学論集III」と、鈴木大拙「禅」の解説をパラパラめくる。

3月13日

 大江健三郎「取り替え子」読了。モデルになっている人物(伊丹十三ほか)を想像できたこともあり、思っていたよりも楽しめた。人や物に対するネーミングがことごとくねちっこい。夜は西浅草「かづ」へ。盛況のなかカウンター席に滑り込む。刺身盛り合わせ、煮物盛り合わせ。勢いづいて神田「とし」に寄り道。記憶が定かではないが、この日はまっすぐ帰宅できたよう。

3月12日

 休肝日3日目。朝の目覚めがよくなると、お酒で満たされなかった気分が食欲に向かう。トーストチーズ乗せ、目玉焼き、トップバリュのポタージュ。昼は鶏むね肉のケチャップ炒め、カボチャひき肉煮。夜はその残りと、いわしの竜田揚げ。冷蔵庫で解凍した塩いわしを手開きにして、片栗粉をまぶしてフライパンで揚げ焼き。さすがに火は通ったが、味はしょっぱかった。今年のスギ花粉は目鼻の周囲にワセリンを塗っただけでは防げないが、外出時にマスクを併用すると、いまのところ重症化せずに済んでいる。ただ時々、夜中にくしゃみと鼻詰まりで目が覚めてしまうのが辛い。

3月11日

 昼に図書館で「週刊読書人」を読む。「論調」を担当する高原太一さんの文章のタッチが心地よい。今月は「現代思想」の特集「医療の未来―再生医療・生殖技術・終末期ケア」から、山形県白鷹町における終末期医療をめぐる論考を取り上げていて、興味を持った。一方で、本特集についてはニ木立さんが「医療経済・政策学関連ニュースレター」の中で「安藤(道人立教大教授の)論文以外は、現実の医療政策や医療費にはまったく触れておらず、拍子抜け」とも指摘している。参政党の掲げる「終末期の延命措置医療費の全額自己負担化」のような危険な政策案を跳ね返すには、もっと熟議派が率先して社会保障制度や財政の動向を学び、対抗していく必要があるだろう。

3月10日

 昼はいわしの南蛮漬けの残り。昨日よりも味がしみてさらに塩辛くなっている。ごはんは進む。鮮度が不安になって、頭と腸は残す。図書館で「図書新聞」読む。巻頭の見出しは「『推し活ファシズム』の渦中で読む」。「推し活」はいわゆる「サナ活」や「参政党ブーム」のことを指していると想像するが、名付けが雑すぎる。それを言うなら今の左派活動だって「推し活スターリニズム」だろう。「週刊金曜日」でも「アンチ推し活」なる珍概念が登場したと聞き、呆れる。「情況」も明後日の方角に舵を切った末に休刊するようだし。俗語に踊らされる左派メディアの断末魔が痛々しくて悲しい。夜は冷凍チャーハンとチキンナゲットで済ませる。大根とツナのゴママヨ和えを作る。

3月9日

 昼の弁当はいわしの南蛮漬け。北村早樹子「ちんぺろ」で、おばあちゃんが小アジの南蛮漬けを孫に隠れてこっそり作るシーンが印象的で、自分でも作りたくなった。使ったのが冷凍の塩いわしだったので、思いの外しょっぱい。揚げも甘かったようで、ハラワタの周辺が液状だった。自分の胃を信じて口に入れる。エンジンのかからない週始め。たまっている雑事から逃避し、東十条「いさみ」で背中を丸めて飲む。マカロニサラダ、ちくきゅう、あつあげ、魚の煮物。

3月8日

 午後、千葉県某市へ。シラフで東京を出るのは今年初。友人のH君の市政報告会に県外から参加する。医療センターの移転状況や物価高騰補助金の情報など、気になる行政の動きをわかりやすく説明してくれる。地域の行政の動きをキャッチアップする上で、地元の議員とつながるのも大事だなと思う。司会は同じく友人のT君。名司会ぶりを見て、そういえば昔アナウンサー志望だったっけ、と思い出す。夜は西荻窪「酒肆高井」へ。昨日会ったOTさんと再会。ママのもとこさんは今日もみみのこと「猫は夜中に散歩する」をかけてくださる。ママさんは「とかげ」がお好きとのこと。詩人のOTさんは「ブランキー・ジェット・シティーみたい」と仰る。潮田さんの声だけを聞くと確かに?という気もする。あん肝、オイスター、冷奴。「たみ」でママのカンちゃんから、「グラタン食べる?」と訊かれた以降の記憶がない。

3月7日

 西荻窪「酒肆高井」で知り合ったOTさん、OKさんと池袋で合流し飲み会。1軒目は「豊田屋3号店」。OTさんが予約してくださったが、店内は満席。17時時点で予約がないと入れないほどの盛況。そんな店だったっけ。2軒目はOKさんが吸い込まれるように入っていった「千登利」。ヨーロッパのプログレの話をしていたらマスターが「面白そうな話をしてますね」と寄ってこられる。

3月6日

 昼はエビと小松菜の塩炒めの残りと大根もちの残り。計画通り消費できて満足。夜は西浅草「かづ」に行くつもりだったが、想定外の残業が入り、西早稲田「升や」に行き先を変更。イサキの塩焼き、白身魚の南蛮漬け、ナスの揚げ出し。マスターはめまいのせいで臨時休業する日が増えているが、頑なに医者にかからない。

3月5日

 昼はウインナーとカブのにんにくバター炒めの残りと大根もち。夜は休肝日の予定だったが、「つか乃」へ。常連のKさんから「カサゴが入ったよ」との連絡を受けたので、いそいそと向かう。煮物、ほうれん草のおひたし、オニカサゴ・ユメカサゴの刺身。通のKさんはしゃぶしゃぶにして食べていた。

3月4日

 朝は伊予柑を食べる。昼は昨晩作ったウインナー香薫と冷凍カブのニンニクバター炒め、冷凍むきえびと小松菜の塩炒め、大根もち。食後に図書館で「週刊読書人」読む。3/8に絓秀実「一歩前進、二歩後退」の公開読書会を主催する二松学舎大学の山口直孝教授が、同書の書評を寄せている。職場を定時で辞し、TOHOシネマズ日本橋へ源孝志「木挽町のあだ討ち」を観に行く(水曜割引1300円)。シートピッチが広く観やすい映画館だった。売店の飲料は高すぎて買えず。作品は柄本佑、渡辺謙の配役しか前知識がなかったが、良質の娯楽作品だった。内田けんじ監督作品の叙述トリックを思い出す。神田「とし」に立ち寄り。マスターから「もう読んだので良かったら」と、みうらじゅん「アウト老のすすめ」をお借りする。ホタルイカの酢味噌和え、ヒラメの塩焼き。あとから来られた常連の方からおすすめのホラー映画を教わったが、タイトルを忘れてしまった。もしかしたら「テリファー」だったかもしれない。

3月3日

 リアルサウンドブックで「三宅香帆の“母殺し”と東畑開人の“ツアーガイド”が意味するものとは? 綿野恵太が語る令和人文主義」を読む。人文系ライターの「食い扶持」を考える上で示唆に富むインタビューだった。令和人文主義のルーツが東浩紀「観光客の哲学」にあるというのも興味深い指摘。「観光客~」今度読んでみたい。恵みの雨のおかげで花粉症は大人しい。昼のおかずはタアサイと卵の炒め物と、ミツカンの納豆「梅風味黒酢たれ」。この「たれ」の「押したら出る」仕組みが気に入って、最近よく買っている(ついこの間まで知らなかった)。夜は週末サボった洗濯と、週後半のおかず作り。将棋の都成七段と杉本八段の順位戦最終局中継が気になって、つい夜ふかし。それにしてもAIの最善手を見ているだけの素人ファンに、画面越しに物知り顔で褒めちぎられたりけなされたり、言われるがままのトップ棋士は、まるで動物園の珍獣のよう。「食い扶持」のために「観光客」を受け入れる将棋連盟のそろばん勘定を思う。

3月2日

 ダイヤモンド・オンラインで橘玲「やはり厚生年金は割が悪すぎる…厚労省がひた隠しにする『ねんきん定期便』に極小の字で書かれる不都合な真実」を読む。この手の議論によくある、公的年金「保険」の持つ保険機能と所得再分配機能を無視し、投資商品と比較して割に合わないと主張する文章だが、橘氏のように筆力のある人に書かれてしまうと、つい踊らされる人も多そうだ。1月のベスト記事と謳われているから、さぞページビューを稼いだことだろう。昼は「升や」のおいなりさん。図書館で「図書新聞」読む。広瀬勉の写真集「天沼――矢川澄子・室野井洋子・知久寿焼のアルバム」が取り上げられている。この本は西荻窪「酒肆高井」にあり、ママさんに少し読ませていただいた。

3月1日

 北村早樹子「ちんぺろ」読了。壊れた家族の話は切ない。僕にとっても、家族四人で一家団欒に過ごせた(と思える)時代は遠い昔、記憶のかなたに去ってしまった。いつしか独身生活のほうが長くなり、本棚に囲まれた自分の部屋だけがこの世で唯一安らげる空間になったというのは、この作品の語り手と共通する思いだ。できることなら誰とも比べられずに本に囲まれて生きていたい。石川義正「存在論的中絶」のことを想起する。日が暮れた頃、恐る恐る外に出た途端、花粉にやられて涙目に。西早稲田「升や」へ。ピリ辛こんにゃく、サメガレイ・イサキ・あん肝の三点盛り、メヒカリの唐揚げ。