2025年4月

4月30日

 一昨日、10年住んだアパートを引き払った。風呂なし(シャワーのみ)、洗面台なし、呼び鈴なし、ドアスコープなし、室内洗濯置き場なし、表札なし、ベランダなしの部屋だったが、6畳・3畳の畳部屋と2畳のキッチンスペースは一人暮らしには十分すぎる広さで、終の住処のつもりでずっと快適に暮らしてきた。でも壁が薄すぎて、隣室の声が終日お互いに丸聞こえなのと、19時以降に室外の洗濯機を回すと隣からクレームが入る住環境に不便を感じて、引っ越すことにした。

 引っ越しの前日には母親と妹と、甥っ子ふたりが手伝いに来てくれた。当初は甥っ子が来ると聞いていなかったが、引っ越しというのがどんなものか経験させたいという妹の意向でやってきたらしい。とっ散らかったおじさんの部屋を見られる気まずさはあるものの、ホコリまみれの部屋中を掃除機や雑巾で丁寧に掃除してくれて、とても助かった。お昼には「ココス」に行ってみんなで食事。ファミリーレストランの配膳ロボットを生で初めて見た。

 母親は、こちらが頼んでもいないのに、翌日の引っ越し当日にもやってきて、部屋の隅々を掃除してくれた。まったく余計なお世話ではあるが、次の引っ越しの時にはきっと頼りたくても頼れないだろうと思い、おセンチな気分になったのだった。

4月15日

 やっと引っ越しのめどが立ったので、新居の契約やら不用品の処分やらを進めている。本はけっきょく処分をあきらめ、大半を持っていくことにしたら、100サイズの段ボールで26箱になった。持って行ったとて本棚には入りきらないので、引っ越し先でもどこか積むスペースを確保するか、売りに出すか、処分するしかない。物を捨てるのは、物を買うより何倍もむずかしい。読み終わりさえすれば、心置きなく手放せるのだが。山形浩生さんの新刊「翻訳者の全技術」は、怠惰な積読派への叱咤の書らしいので、読んで改心しよう。

 観た音楽ライブ。4月6日は神田ポラリス羽野昌二河端一・田畑満トリオのワンマン。4月12日には阿佐ヶ谷mogumoguでみみのこと・竹田賢一のツーマン。12日は他にも行きたいライブがいくつもあったが、最終的には出演者の平均年齢で決断した。

 その他には、泥酔して品川で終電を逃したり、蒲田駅前の路上で一晩過ごしたり、失くしたスマートフォンを親切な人に拾ってもらったり、海鮮系のアレルギーで全身じんましんになったり等々、危なっかしい4月の前半だった。

4月2日

 朝から雨。室温11度。6時に起きたあと朝食。パンチーズ乗せと大根サラダ。果物がわりのプチトマト。先日夏みかんをいただいたので食べないといけないが、ふだん食べつけていないと、まるごと1個はなかなかしんどい。

4月1日

 朝から真冬並みの寒さ。花粉が飛んでいないのが救い。ひさしぶりに朝食をとる。食パンチーズ乗せと、傷みかけのサラダ。かいわれとレタスが水っぽくて噛みきれなくて、飲み込もうかちょっと迷った。ごまドレッシングの力でなんとか胃に流し込む。昼の弁当は鶏ごぼう、干からびた大根べったら、納豆。白と茶色の世界。退社後は新宿でスマートフォンの画面修理を依頼。その場で修理の様子を見ていてよいとのことだったので、担当していただいたお姉さんの解説を聞きながら、液晶画面を交換する過程を見学する。フレームに一部損傷があるため、耐水性がAランクからCランクに低下したものの、機能的にはおおむね問題ないとのこと。帰りにビックカメラスマホケースを買って帰る。夜食は鶏ごぼうの残りと、大根べったら。「伊集院光深夜の馬鹿力」を聞きながら、今週の弁当用に大根とキュウリのマヨサラダ、しめじと玉ねぎのオイスター炒めを作る。