2019年4月

4月某日

ヤクルトファンのFさんに誘われて京成高砂高砂家」へ。趣は大衆酒場だが、席ではカウンター内のおねえさんたちにお酌をしてもらえる。和風ガールズバーのよう。「いかがですか?」と首をかしげられるとついつい杯を重ねてしまう。

4月某日

昼は祥龍餃子房で日替わり定食。いつの間にか壁に中国語の注意書きが貼られている。「仕事中の私語禁止」など。店内はにぎやかな方が好みだ。へたなBGMかけられるよりよっぽどまし。夜は十条苑で馬肉ユッケ、コブクロ刺し、ナムル。風来坊に寄り、JJ-Brothers「Hey!!Jujo」を購入。メンバーのHさんも飲みに来られていた。

4月某日

強風でさくらがどんどん散りはじめている。昼は十三屋で十和田バラ焼き定食。会社帰りに模索舎へ寄り、パンクのミニコミ「DEBACLE PATH」、「川島雄三は二度生まれる」、「デウスエクスマキな食堂18年冬号」を購入。夜はさくら房へひさびさ。十条の某店へ行かなくなった件を報告。ワインを7杯飲む。

4月某日

青春18きっぷを消化するため那須烏山へ。途中、「かまぎん」というお店でやきそば定食。焼きそばにごはん、みそ汁、おしんこが付いてくる。関東で食べたのは初めて。その後は島崎酒造(東力士)のどうくつ酒蔵を見学したり、龍門の滝の周辺をぶらぶらしたりする。夜は東十条「きつね」へ。テーブル席ばかりで落ち着かない。

4月某日

夜、東十条「いさみ」へ。アジの刺身の盛りがすごい。マスコット猫のしまじろうは去勢を無事終えて元気そう。

4月某日

夜、アップリンク吉祥寺で楫野裕「阿吽」を観る。想像していた以上の力作で驚く。怪作「世界に一つだけの花」からは想像できなかった。終演後は「太陽肛門スパパーンによる特殊ユニット」のライブ。上映との関連性が特に説明されないまま演奏が始まる。案の定、本編より長いライブになる。

4月某日

会社帰りに池袋で途中下車。古書往来座井伏鱒二荻窪風土記」、佐藤泰志きみの鳥はうたえる」、仲代達矢「役者」を購入。そのあと栄町通りの「酊八」へ。ママさんとサシ飲みになり、クサクサした気分を忘れて楽しむ。

4月某日

アテネ・フランセ文化センターで恩地日出夫「女体」の上映とトークショー。司会は荒井晴彦さん、ゲストは恩地監督と佐伯俊道さん。監督をしばらく干される原因になった劇中の牛解体シーンや、「傷だらけの天使たち」で代々木会館をロケ場所にしたエピソードなど、貴重な話を伺う。帰りに駅前の「徳兵衛」で煮込みと白モツ焼きを食べる。

4月某日

大久保ひかりのうまでlos doroncosと20GUILDERS feat. Paul Kidney + RT Kayのライブ。los doroncosは初めて聞く曲が2つ。「きこえるかい?」もひさびさ。20Guildersはインプロ1本勝負。Paul Kedneyとマニさんの共作と、FreudbandのCDを購入。

4月某日

高円寺グレインで太陽肛門スパパーン。客席に武田祟元さんの姿が。ヒメジョォン「ドツボから」はいい曲だ。

4月某日

シネマヴェーラ渋谷ハワード・ホークス「赤い河」を観るが、前半寝てしまう。ラストの大オチは、ジョン・カーペンターが「ゼイリブ」でオマージュを捧げているらしい。終映後円山茶家さくらへ。飛露喜、楯野川、伯楽星をいただく。

4月某日

ユーロスペースジャン・ユスターシュ「ママと娼婦」を観るが、睡眠不足がたたり途中二回寝る。たぶん自分とは肌が合わない。

4月某日

ヤクルトファンのFさん、阪神ファンのMさんと新八柱で飲む。飲みすぎて記憶をなくし、気がついたらリュックが手元にない。その日買ったばかりの中山千夏「芸能人の帽子」や、読みかけの仲代達矢「役者」が入っているというのに。体ひとつで帰宅。